お世話になった上司へのプレゼントにも
自分の父親と同じような年齢の上司に贈る退職祝いに、何を選ぶか迷うことも あるでしょう。 上司や先輩に退職祝いを贈る場合、何に注意すればいいのでしょうか。 退職祝いの贈り方にはマナーがありますのでよく確認しましょう。 まずは贈答品を贈る時期ですが、退職祝いは退職が決まった1~2週間以内に 贈るようにします。 プレゼントの内容は、退職祝いでNGとされている物を避けなければいけません。 せっかく贈ったプレゼントで相手を不快にさせてしまった、と贈った後に 後悔することにならないよう、しっかりプレゼントを考えましょう。 退職祝いのプレゼントでは、下着など下に身に着けるものはNGとされています。 とくに上司や先輩にあたる人には避けた方がいいでしょう。 定年退職など年配の方が相手の場合は日本茶が好きな人も多いでしょうが、 日本茶は香典返しなど弔事に使われることが多い品です。 ですので日本茶が好きな人に贈るとしても、お祝い品としては不向きでしょう。 また退職祝いで避ける品として櫛もあります。 「くし」はその名前から、「苦」「死」を連想させるとして縁起の悪い品 とされています。 ハンカチもプレゼントとしては一般的ですが、これも避けましょう。 ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」となりますので、手切れや縁切れを 連想させるため退職祝いでは選ばないほうが無難です。 寿退社や転職退社、定年退職など退職のシチュエーションは様々ですが、 今後の生活に役立つ品物をプレゼントすると喜ばれます。 退社後は家でゆっくり過ごすような方には、名入れグラスなどピッタリな 贈り物ではないでしょうか。